第1回SMILE1dayトリップ紀行

第1回SMILE1dayトリップ紀行

SMILE1dayトリップは、東京近郊を日帰りで訪れ、地元産業の現場を体験したり、その土地ならではの食やモノを探す大人の社会科見学です。

1SMILE1dayトリップは、10月27日(日)千葉県九十九里へ、「Sghr スガハラ」の工房見学とガラス製作を体験したのち、あられ直売所や道の駅を訪ねながら養老渓谷へ向かい、美味しいお料理や温泉を満喫しました。旅の一部をご紹介します。

8:30 快晴 

東京駅付近バス乗り場に集合。貸切バスで一路九十九里へ。参加者はSMILE会員13名。今日が初めましてという方もおられたので、まずは自己紹介からスタート。

10:00 「Sghrスガハラ」九十九里工房に到着

社長さんはじめスタッフの皆様に温かく迎えていただき、まずはどんな形のガラス器製作に挑戦するか10種類ほどの見本から選び、ガラス製品づくりの行程を説明してもらいながら工房へ。材料のガラスを溶かす高温の炉が並び、職人さんたちが製作に励むそのすぐそばでガラス器製作を体験しました。炉から取り出される水あめのようにとろとろに溶けた灼熱のガラスの塊はオレンジ色の美しい球体、それが固まるまでのほんの1分足らずの間にヘラで伸ばして曲げて形を作っていきます。 (もちろん職人さんに教えてもらい手伝っていただきながらの作業です)

  

 灼熱の炉が並ぶ工房は室温が高く、扇風機が回っていても汗をかくような暑さで、夏はかなり過酷な環境であろうと想像しながら工房全体を案内していただきました。

 

この道50年というベテランの職人さんが、溶けたガラスの塊にチョンチョンと鋏を入れて、伸ばしたり曲げたりしながらあっという間に柊のかたちのクリスマス製品を作り上げる行程にうっとりと見惚れたり、出来上がった製品をゆっくりと冷ますための徐冷炉(トンネル様)を覗き込んだり、職人さんの試作やオリジナル作品が並ぶ部屋を見学させていただいたりと、得難い体験の数々でした。

菅原工芸硝子では、職人さんを中心とした開発研究会で新製品開発に取り組まれていて、製品は机上からではなく職人さんの手仕事の試作品を皆でブラッシュアップして作り上げていること、炉から先はすべて手仕事なので製品規格のガラス器を製作できるようになるまでに10年かかること、女性の職人さんたちが多く、ライフイベントがあっても続けられるよう企業努力をされていること、など学びもたくさんありました。

(ご参考)⇒S ghrのものづくり(菅原工芸硝子HP)

体験と見学のあとは工房併設のカフェで一休み。 色とりどり形も様々なガラスでセッティングされた美しいテーブルは、あえて同じ器で揃えないところが素敵でした。 そしてお約束(?)のお買い物タイム。松屋銀座7階にSghrさんのショップはありますが、ここでしか買えない職人さんの一点物の器やアクセサリーを悩みながら選ぶ至福のひとときを楽しみました。

  

13時 Sghrの皆様に見送られて出発 次の目的地へ

貸切バスで養老渓谷へ。途中の道の駅で地場野菜や特産品を、「あられちゃんち」(自宅サイズから徳用サイズまで多様でお手頃なお煎餅直売所)でおみやげやおやつを探す時間を楽しみました。

 

16時 養老渓谷に到着

お食事に定評のある温泉宿で、少し早めの夕食をゆっくりといただきました。 出発までのほんの少しの時間でしたが、温泉をお借りして汗を流してすっきり。

 

 18時 貸切バスで一路東京へ

文字通り丸1日をめいっぱい楽しんだSMILE1dayトリップ。ほぼ定刻に東京に到着し解散しました。おなかはもちろん荷物も思い出もいっぱりになった参加メンバーは、笑顔で再会を誓いそれぞれ家路につきしました。

次回の1dayトリップは来春、横浜方面に行く週末を企画中です。どうぞお楽しみに。

 

*本ツアー企画は㈱ヒ゜コが手配するものであり、参加会員は㈱ピコと受注型企画旅行契約を締結することになります(㈱松屋及び関連会社に関して手配・契約を締結するものではありません)。したがいまして、本ツアー企画に関するお問い合わせを含め本ツアーに関する手続・責任等は㈱ピコにおいて対応いただくものであり、SMILE事務局では承りかねますことを予めご了承ください。

 

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